雨飾山

雨飾山登山口
<写真1 雨飾山登山口>
 2003年8月29日(金)名神、中央道経由で、23:30雨飾高原キャンプ場の駐車場到着。雨が降っていた。他に車はない。駐車場で一人車中泊。
 翌30日(土)5:30起床。既に明るい。夜半か早朝に来られた車が5台ほど。皆さん、登山準備をされていた。僕も身支度のあと、レインウェアを着用し、雨飾山登山口<写真1>(標高1170m)を6:05出発。   
 歩き出しは少し下り、大海川沿いの木道を遡る。キャンプ場登山口から800m地点の標識(11分の2、2/11としてあった)から階段状の登山道となった。
 頑丈な根っこが印象的なブナの森<写真2>である。雨の直後なので、ぬかるんでいるところが、多々あった。   
ブナの森を登る
<写真2 ブナの森を登る>
岩菅沢を越える
<写真3 岩菅沢を越える>
 岩菅沢<写真3、4>(標高1448m)に7:35到着。大きな沢で雪渓も残っていた。雪渓の下をくぐって通過した。
 今年は例年になく多雨であったのに八月末のこの時期まで多量の残雪があった。さほど標高も高くないのに・・・、冬は相当な積雪があろうと思う。
 ここで、先に出発されていた単独行の男性と、男性三人連れの方々が休憩されていた。
 僕もしばらくここで腰を下ろして休憩した。冷たい水<写真5>が心地よい。
岩菅沢上流部
<写真4 岩菅沢上流部>
岩菅沢の冷たい水
<写真5 岩菅沢の冷たい水>
 岩菅沢を7:45出発。足場の悪いところには、木製の梯子やロープがかけられたりしていた。標高が上がるにつれて、木々の高さが低くなってきた。
 登山道は笹平への支尾根<写真6>に出た。まわりはガスでよく見えない。すぐそこが頂上のように思えたが、先は長かった。   
支尾根を登る
<写真6 支尾根を登る>
登山道の花
<写真7 登山道の花「オヤマリンドウ」>
 笹平(標高1894m)に9:15到着。シゲクラ尾根への分岐である。さらに5分ほど進むと、梶山温泉(糸魚川方面)への分岐があった。
 このあたり一面、笹の原となっていた。高山植物はこのあたりだけでなく、登山口から頂上付近まで多種多様なものが咲いていた。<写真7>
オオカサモチ
オオカサモチ
ヤマハハコ
ヤマハハコ
ミヤマカラマツ
ミヤマカラマツ
ミヤマコゴメグサ
ミヤマコゴメグサ
イワウメ
イワウメ
ミヤマアズマギク
ミヤマアズマギク
キンコウカ
キンコウカ
ミヤマコウゾリナ
ミヤマコウゾリナ
オタカラコウ
オタカラコウ
オニアザミ
タテヤマアザミ
チョウカイアザミ
チョウカイアザミ
タテヤマウツボグサ
タテヤマウツボグサ
ミヤマクルマバナ
ミヤマクルマバナ
オニシモツケ
オニシモツケ
ミゾソバ
ミゾソバ
ミヤマトリカブト
ミヤマトリカブト
ミヤマトリカブト
ミヤマトリカブト
オヤマリンドウ
オヤマリンドウ

オヤマリンドウ
ムシカリ
ムシカリ
 雨飾山北峰9:45到着。石仏<写真8>が何体か置かれていた。三角点のある南峰は、ここより数m高い。
 その南峰は、ガスの向こうに見えた。風が強い。   
雨飾山北峰の石仏
<写真8 雨飾山北峰の石仏>
雨飾山北峰より白馬連峰
<写真9 雨飾山北峰より白馬連峰>
 ガスが切れた。雲海の向こうの南西方向には、白馬連峰<写真9>が見えた。右手より朝日岳、雪倉岳、白馬岳。その向こうにも白馬鑓ヶ岳、唐松岳・・・と見えた。が、すぐガスに覆われた。三角点のある雨飾山南峰に向かった。   
 雨飾山南峰(標高1963m)に9:50到着。数体の石仏のある北峰の岩塊<写真10>が雲海上に見えた。時折、ガスが切れては、南西方向に白馬連峰<写真11>の白馬岳、白馬鑓、唐松岳、五竜岳、鹿島槍などのほか、立山大汝山や遠く槍ヶ岳<写真12>まで、見ることができた。

             雨飾山
雨飾山北峰と雲海
<写真10 雨飾山北峰と雲海>
雨飾山南峰より槍の穂
<写真12 雨飾山南峰より槍の穂>
雨飾山南峰より白馬連峰
<写真11 雨飾山南峰より白馬連峰>
山頂直下より岩菅沢
<写真13 山頂直下より岩菅沢>
 山頂でガスが切れるのを待ちながら、おにぎりを2つ食べた。時間はあったが、ほどほどのところで切り上げ、10:30山頂をあとにした。 山頂を踏んですぐに下山される方、スケッチブックを取り出し、スケッチされる方、カメラを手にガスの切れるのをいつまでも待たれている方、石の上でお弁当を広げられてる方・・・等々。
 40分の滞在時間で10名程度の方々が山頂に立たれた。   
 山頂をあとに下山した。登りの時はガスに覆われて遠くは何も見えなかったが岩菅沢<写真13>もよく見えた。笹平<写真14>に向かって下った。笹平は地名通り笹の茂った平らなところだった。下山途中、15名ほどの登山者とすれ違った。足場の悪いところでは、道を譲り合いながら下った。
 尾根から樹林帯に入ると風がほとんどなくなった。雨やガスの心配もなくなったのでレインウェアを脱いだ。このあたりまで下ると、もう登って来られる方はなかった。
 11:50岩菅沢到着。パンをかじりながら休憩。12:00出発。   
笹平への下山道
<写真14 笹平への下山道>
小谷温泉露天風呂の入口
<写真15 小谷温泉露天風呂の入口>
 雨飾山登山口に戻ったのは、13:20だった。たくさんの花々が咲いていた。カタツムリやトカゲなんかもたくさんいた。
 下山後、鎌池にも寄ってみた。池の周りを一周する遊歩道がつけられていた。
 小谷温泉露天風呂<写真15>にも立ち寄った。ブナの原生林が生い茂り、空が半分ほど隠れていた。
 こんないい温泉が協力金(僕は100円協力)だけで入れるのには感動した。
 帰りは、北陸道糸魚川IC経由で21:00帰京した。   

2003年9月1日 記


           
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